きょうの健康 山の安全 夏のレジャー健康術 

きょうの健康 2014年8月1日放送

 

日本登山医学会理事 上小牧憲寛さんによる、
登山やハイキングを安全に行う方法が紹介されました。
これから登山やハイキングをしようと思う中高年の方は必見です!

 

意外と消費カロリーの多い登山

futta2896m
フルマラソンの消費カロリー2500kcal、
日帰り登山の消費カロリー2500kcal
2~3時間のハイキング 1000kcal

山のハイキングは荷物を持った状態で、坂の上がり下りがあるので
平地のハイキングと比較してカロリー消費が大きくなるそうです。
意外とカロリー消費が多い登山。
きちんとエネルギーを取らないと、疲れがたまったり、
ケガや遭難につながることも。

 


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エネルギー不足になると・・・

空腹感
めまい
ふらつき
歩けなくなる
注意力・判断力の低下

を引き起こすそうです。

 

その結果

転倒・遭難事故 につながってしまうことも。

<山でエネルギー不足にならないために>

・朝食はしっかりとること。
・行動食をとること。

 

<行動食>

食事の時以外に、

30分~1時間ごとの休憩時に
こまめに糖分を補給することがポイントです。

 

体に蓄えられる炭水化物はすぐに枯渇してしまうので、
頻繁に摂る必要性があります。
炭水化物の中でも糖分は体の疲れを取る働きもあるそうです。
具体的には、
ビスケット、クッキー、チョコレート、

あめ、ドライフルーツ

 

などを食べると良いそうです。

 

大切なのは、
自分が好きな食べ物を持参することなんだとか。

 

疲れてくると、好きな食べ物でないと
体が受け付けないことがあるからなんだそうです。

 

講師の先生は、甘くないせんべいを持参されている
そうです。

 

せんべいは糖分が入っていませんが、
炭水化物をふくんでいる上に、
汗をかくと失われる塩分を補給する目的もあるそうです。

 

 

<その他、山で気を付けること>

・水分補給を頻繁に行う。

夏は特に汗で水分を失うので、
スポーツドリンクなども有効なんだそうです。

 

女性は特に、山の中でトイレを心配してあまり水分補給
しない傾向にあるそうです。

 

 

水分を補給しないととても疲れやすくなり、

熱中症のリスクも上がります。

 


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<水分補給のタイミング>

休憩時間以外にも景色を見たり、少しでも立ち止まることがあれば、
そのタイミングで行った方が良いそうです。

 

 

関連記事
リュックを下ろさなくても山で水分補給をする方法
~ヒルナンデス はじめての富士登山完全ガイド 7合目まで~
http://hirunandesufan.blog.so-net.ne.jp/2014-07-31

<水分摂取量の目安>

消費カロリーと同じくらいが良いそうです。

 

例)
3~4時間のハイキング
消費カロリー 1000kcal
水分補給   1000ml

 

・低体温症対策をする。

気温が低くなくても山では「低体温症」になることがあるそうです。
例えば、

雨にぬれても風にふかれても低体温症になる人がいるそうです。

 

 

<低体温症の症状>

体の深部温度が35度以下に下がる症状をいうそうです。

 

具体的には

 

体の震え

動けなくなる

判断の低下

意識の消失

などの症状が出ることがあるそうです。

 

 

低体温症は自覚しにくいので、

気づかないうちに症状が進んで、
一気に症状が現れることがあるそうです。

 

 

<低体温症対策>

・雨や風が強い時は行動しない。
・雨や風をよける

⇒どうしても行動する時は雨ガッパを使用する。

・簡易テントを使用する
⇒万一の時のために、簡易テントを持っていく必要があります。
・衣服の交換を行う
・カイロを使用する
・しっかり栄養補給する

これらに加えて、

<高い山に登る時の注意点>

高山病になったら、それ以上登らず、下山する。

 

 

<こどもの注意点>

・筋力が弱いので重いものを持たせず、大人が持ってあげること

 

・糖分の貯蔵できる量が少ないので、
大人以上にまめなエネルギー・水分補給が必要とのことです。

 

・気温によって体調が左右されやすく、熱中症や低体温症に
なりやすいので、無理をさせないこと。

 

 

<中高年の注意点>

・心臓に持病を抱えている人や、高血圧の人などは、
登山前に、事前に主治医に相談してください。

 

山登りは心拍数がずっと上がっているので、

心臓に持病がある人は特に注意が必要です。
また、低酸素状態になると血圧が上がるので、高血圧の人も
注意が必要とのことでした。

 

 

・普段より階段を使ったり、体を鍛えておくこと。
脚力や持久力を普段より落とさない努力が必要とのことです。

 

階段の上り下りは、登山に必要な筋肉を特に使うので、
有効なんだそうです。

 

 

感想

山を安全に登るためには、楽観視せず、

体力作りや装備など、きちんと準備する必要があることが

よくわかりました。

 

低体温症では、

以前、慣れているガイドさんも含めて、夏の登山で気温が6度でも、

低体温を起こして遭難した事件があったという話もあり、

気を付けなれば怖いな~とあらためて思いました。

 

 


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