主治医が見つかる診療所 お酢をチョイ足しするだけで健康に

主治医が見つかる診療所 2015年8月10日放送
お酢が体に良いというのは昔から有名ですが、近年の研究で、
メタボ予防にお酢が効果的なことがわかってきたそうです。
お酢のスゴイ健康効果とは?
●血圧を下げる効果
毎日お酢を15cc(大さじ1)食事にチョイ足しすることで、
10週間で最高血圧が10以上も下がった人もいたそうです。
●血液中のコレステロールと中性脂肪を下げる効果
毎日大さじ1のお酢をとると、飲み始めた直後から、
総コレステロール値が下がったという報告もあるそうです。
中性脂肪も飲み始めた直後から大幅に下がり、
お酢をとらなくなってからも、
中性脂肪が低い値をキープしたという報告もあるのだとか。
●内臓脂肪を減らす効果
お酢を大さじ1毎日とった人の腹部のCT画像を比較すると、
14週間で平均約4.7%も内臓脂肪が減ったという報告があるそうです。
お酢を摂るうえで気を付けたいこと
どの研究結果でも、お酢を摂ることをやめたら、
また数値が元の値に戻ってしまうそうです。
基本的には摂りつづけることが大切なんだとか。
お酢の種類
穀物酢・・・トウモロコシや米、玄米などの穀物を材料にした酢
果実酢・・・果物を原料にした酢
●毎日15cc(大さじ1)のお酢をチョイ足しするだけで、生活習慣病の改善に!
最近の研究では、毎日大さじ1のお酢を取ることで、
血液や血管に健康効果があることがわかってきたそうです。
●ブドウ糖とお酢を一緒に摂ると、血糖値の上昇がゆるやかになる
白米だけ食べた時より、白米+お酢で食べた時の食後の血糖値の上昇を比較すると、
お酢と一緒に食べた方が血糖値の上昇がゆるやかになったそうです。
●南雲先生おススメのお酢の即席漬け物
キャベツなどの野菜にお酢大さじ2と塩昆布を入れて、
しっかり揉むと、1~2分で即席漬け物ができて、
しかも全然むせずにとてもおいしいとおススメされていました。
肉料理などの脂っこいものと一緒に食べるとおいしいそうです。
●秋津医師おススメのヨーグルトドリンク風
牛乳200ml+お酢(大さじ1)を加えると、
ヨーグルトドリンク風になりおいしいそうです。
●丁医師おススメの納豆+酢
納豆に酢を入れてよくかきまぜると、
ネバネバの量がすごく増えるのだとか。
さらに大根おろしを入れると、すごくおいしいそうです!
オメガ3系油が摂れるチョイ足し食材とは?
エゴマ油、亜麻仁油などのオメガ3系の油、
人気のせいか最近手に入りにくいこともあるそうです。
ネットで購入したら確実に手に入れることができるので、
楽天市場のエゴマ油、亜麻仁油の商品をまとめました。
興味のある方はこちら
手軽にオメガ3系の油を摂れる食材:胡桃(くるみ)
くるみやアーモンドなど、
ナッツにはたんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの
5大栄養素全てが含まれているそうです。
お弁当にもナッツ
じゃがいもと人参の煮物に、くるみを入れて煮ると、
柔らかくなり、吸収もよくなるのでおススメなんだとか。
くるみを入れることで煮物にコクがプラスされるそうです。
卵焼き+くだいたピスタチオ
カリウムの補給効果もあり、疲労回復効果も
アーモンドとジャコを細かく刻み、
抹茶と岩塩を混ぜて作ったふりかけ
ふりかけにすることで、何にでもチョイ足しできるそうです。
胡桃(クルミ)の健康効果
青魚を毎日食べることは難しくても、
毎日胡桃を食べることは比較的簡単。
胡桃には油がたくさん含まれていますが、
胡桃はコレステロールが0!
一日の目安量は約25g。
手のひらに小さ目に乗るくらいの量なんだとか。
おにぎり100gと同じくらいのカロリーがあります。
くるみなどのナッツを毎日適量食べると、糖尿病患者さんで
空腹時血糖とHbA1cが改善したという研究もあるそうです。
胡桃の食物繊維と、クルミに含まれるマグネシウムが
インスリンに作用したのでは?と考えられているそうです。
胡桃のチョイ足しレシピ
・浅漬けにプラス
・くるみ味噌(味噌と一緒にすります)
・とろろ+くるみをごはんの上にかける
・いなり寿司の中にもチョイ足し
・刻んだチャーシュー+中華スープ+しょうゆでごはんを炊き、
最後にクルミをトッピングする炊き込みごはん
感想
くるみをちょっとずつ食べるだけなら、
すごくカンタンなので、続けられそうですね。
お酢もたくさん飲んだら、胃酸の分泌を活発にして
胃を荒らしてしまうことがありますが、
大さじ1くらいだと簡単に続けられそうです♪
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