初心者向け DESTROYの使い方
WINDOWS XPから8への移行 古いXPパソコンのデータの完全消去を無料でやるには
XPのサポートがいよいよ切れるというので諦めて新しくパソコンを買いました。
どこも壊れていないのに買い替えないといけない切なさ…。
一番苦労したのは、XP廃棄前のデータの完全消去です。
パソコン販売元が古いパソコンを買い取ってくれるそうなので、
その前にデータを消去する必要がありました。
データを消去する専用のソフトは有料で5000円前後しますし、
無料ソフトで人気のある「DESTROY」を使うことにしました。
しかしこのDESTROY、
パソコンは文字入力程度という人間には非常に敷居が高いです。
この記事は、
テレビで紹介された内容ではありませんが、
私がやってみて、意外と簡単にできた
DESTROYによるパソコンのデータ消去について書いていきたいと思います。
DESTYOYを使ってみる
DESTROYをダウンロードすると、
同じフォルダにテキスト形式で使い方が書かれています。
しかしフロッピーディスクを使うのは、
そもそもフロッピーディスクドライブを持っていないし、
フロッピーの代わりにUSBを使う方法もありますが、XPは使えないそうです。
ネットで検索すると、CD-Rを使う方法もあることがわかりました。
これならできそう。
色々検索してみて、わかりやすいサイトを見つけて、
私が実際にやってみた方法を
私と同じくらいの文字入力くらいしかパソコンを使っていない人向けに
書きたいと思います。
やってみたら意外と難しくなかったので、高額なソフトを買う前に
一度試すだけでもやってみたらいいかなと思います!
まず、用意するもの。
CD-RかDVD-Rなど。
CD-RかDVD-Rを書き込む必要があるので、
新しいパソコンか古いパソコンのどちらかに、
CD-RかDVD-Rのライティングソフトが必要です。
私は家にCD-Rがなかったので、家族からバルクのDVD-Rをもらって、
DVD-Rに焼きました。
手順
①窓の杜でDESTROYをダウンロードする。
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/destroy/
②zip形式に圧縮されているので、
圧縮したまま使えない人の場合はDESTROYを解凍する。
windows8の場合、解凍しなくても中のファイルを見ることができました。
③DESTROYフォルダの中の拡張子が表示されていなかったら表示させる。
拡張子が見えない場合、windows8の場合、
表示→ファイル名拡張子をクリックして
チェック状態にすると見えるようになりました。
④DESTROYフォルダの中の「DESTY321.iso」ファイルのみをCD-Rなどに焼く。
他のは焼かなくてOKです。
私は「DESTY321.iso」ファイルのみデスクトップにコピーして、
ファイルを右クリック
→ディスクイメージの書き込み でできました。
⑤CD-Rなどが焼けたら一応ちゃんと焼けているか確認します。
コンピュータ-→DVD-RWドライブ:CD-ROM をダブルクリック
→「boot.catalog」「boot.img」が表示されていれば成功です。
⑥廃棄予定のパソコンを起動させて、
DVDドライブに先ほど焼いたCD-RとかDVD-Rを入れていったんパソコンを終了させる。
⑦CD-RとかDVD-Rとかが入っている状態で、
もう一度パソコンを起動させるとWINDOWSが
起動せずにDOSモードのまっ黒な画面でDESTROYが起動します。
※もし起動しなかった場合
bootの設定をするとよいらしいです。
bootの設定の仕方
パソコンの電源を入れてすぐ、
[F2」キーや「Delete」キーを押すと、青い画面が起動します。
アルファベットの項目が色々書かれているなかから、カーソル↑↓で
「Boot Sequence」を選択してEnterキーを押してください。
新しい画面が現れるので、スペースキーとShiftキーを同時に押すか、
スペースキーとカーソルキーを同時に押して、CD-ROM driveが一番上に並ぶ
ようにしてください。
できればF10キーを押すと確定になります。
すると、CDをちゃんと読んでくれて、DESTROYが起動するようです。
⑧起動が終わると、一番下に
A:\>
という文字があって、カーソルが点滅していると思います。
この部分に半角大文字で
DESTROY を入力してEnterキーを押してください。
⑨新しい画面が出てくるので、一番下の
Serect one of alone の横にカーソルが点滅していると思います。
N:Drive selectionを選ぶので
Nキーを押します。
⑩Drive0からずらずらっと出てくると思います。
私の場合はDrive0の横にハードディスクの容量が記載されていて
他の項目は全部 Noneだったので
0を入力
⑪消去をする回数を選ぶ画面が出てきます。
個人レベルだと3回くらいでいいそうなので、私は3を入力
⑫最後に本当に消しますか? y/nというような質問が出てくるので
yを入力
⑬これで消去が開始します。私の場合は2時間弱かかったので、
パソコンをつけっぱなしにして寝ました(笑)。
朝起きたらできていたので、Escキーを押したり、Escと入力したり
したら終了です。
パソコンを廃棄するだけの人は強制終了してもOKだそうです。